指しゃぶりをしていた娘は次女で現在3歳で、幼稚園の年少です。
1歳前後で母乳を卒乳したのですが、口寂しさからか卒乳と同時に指しゃぶりが始まりました。
最初は赤ちゃんらしくててかわいいと微笑ましく思っていたのですが、成長しても一向に止める気配がなく、逆に執着が強くなってきたように感じられました。
また、前歯が出っ歯になるなど色々なトラブルも発生するようになってきました。
そこで試しに使ってみた「バイターストップ」という指しゃぶり防止用のマニキュアが効果てきめんだったんです!
指しゃぶりで前歯が出てしまって困ったこと
1歳からずっと指しゃぶりをしている次女の歯並びは、上の前歯2本がウサギのように前に出ており、逆に下の歯は奥に入り、丁度指がすっぽり入るようなスペースができていました。
前歯が出ているだけでも充分見た目が悪いのに、更に困ったことが起こるようになりました。
子供なのでよく転んだりぶつかったりしますが、何かの拍子に前歯を強く打ってしまったらしく、2本の前歯のうちの1本の神経が死んでしまったのです。
娘は前歯が出ている為、普通の歯並びに比べて歯を強打しやすい傾向にあります。
こういった場合はなす術がなく、様子を見るより他ないのですが、一度死んでしまった神経が生き返ることはありません。
乳歯だからよかったものの、もしこれが永久歯だったらと考えるとぞっとします。
それから約1年後、もう1本の前歯もぶつけてしまいました。
幸い神経は無事でしたが、歯はグラグラ揺れていて、抜けてしまうのではないかと心配しました。
この時に、もう指しゃぶりを止めさせなければならないと決心しました。
指しゃぶりを卒業するまでの道のり
歯をぶつけたことがきっかけにはなりましたが、幼稚園に入ったら病気感染のリスクを避ける意味でも止めなければいけないと、考えていました。
その為「4歳になったら止めようね、いろんなばい菌がお口から入っちゃうからね。」というような語りかけを以前から行っており、次女も止めた方がよいことは理解していたようです。
ですが、頭では分かっていても3歳ではなかなか自分の行動を律することは難しく、なかなか止められずにいました。
そこで、指しゃぶり防止専用のマニキュア「バイターストップ」を使用してみました。
このマニキュアは人体に害のない苦味成分が配合されており、長女が爪嚙みを止められなかった時にも使用して成功した実績があるものです。
前歯が出ているから歯を強く打ってしまったことを理解していた次女は、少し怖がりながらもマニキュアを塗らせてくれました。
マニキュアは効果てきめんでした
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マニキュアを塗った後、試しに何度が指を舐めてみた次女ですが、やはり相当苦かったらしく、その後割とあっさり指しゃぶりを卒業しました。
そうはいっても、最初の2週間ぐらいは夜眠い時などに辛そうに泣く日もあり私も切ない気持ちになりましたが、指を吸ったところで苦いだけなので諦めるしかなかく、そこで甘い顔をしなくて済んだことは短期で決着をつける上でよかったです。
そして、卒業から約2か月が経った今では、指しゃぶりをしたがる様子はありません。
大人である私も実際に塗って舐めてみましたが、大人であれば我慢できない苦さではなかったものの、ずっと吸い続けるのは苦痛だろうと思いました。
可能であれば自然に止めるのを待ってあげたかったのですが、歯並びのことも含めて止めるべき年齢にさしかかっていたので、このような手段を使いました。
まとめ
指しゃぶりを卒業した後、ほんの数週間で次女の出ていた前歯が引っ込みました。
これには家族全員驚くと同時に安心しました。
次女には寂しい思いをさせたと思いますが、指しゃぶりを止められたことを誇りに思えるように毎日たくさん褒めています。
上の歯並びが変わってしまった影響か下の歯並びが少し乱れてしまったので、成長過程で歯列矯正が必要になるかも知れませんが、かかりつけの歯科医と相談しながら見守っていきたいと考えています。