30代の主婦です。子どもは4歳の娘、昨年幼稚園へ入園し現在年中さんです。
元気に幼稚園へ通ってくれていますが、最初の1年は担任の先生を避けるというか逃げることがあって悩みました。
しかし先生のことが決して嫌いではなく大好きなんです。
理由は恥ずかしさと、挨拶などがうまくできない自信のなさではないかと思います。
それをどうやって乗り越えたか、我が家のエピソードをご紹介します。
担任の先生から逃げる!?
幼稚園に通い始めて、泣くかな?と思っていましたが、そこは泣かずに、むしろ休みだと泣くくらい幼稚園を楽しんでいました。
スムーズに順応してくれたなと思っていました。
担任の先生のことも好きなようで、「今日はこんなことして褒められたよ」などと、よく話もしてくれました。
夏頃に個人懇談があり、先生と話す機会がありました。
子どもを連れて行ったのですが、恥ずかしそうにしておもちゃで遊んでいました。
そして、先生の話を聞いていると、恥ずかしいようでなかなか挨拶をしてくれないとのことでした。
家では全然そんな感じもないので、てっきりちゃんと挨拶とかができているのかと思っていました。
他にも挨拶ができない子はクラスにいるので、順番に出来るように声かけしていきますねとのことでしたが、すごく気になりました。
子どもに聞いてみたら、「恥ずかしいもん」とのことでした。
確かに、お迎えに行ったときとかに担任の先生に会っても、うちの子はいつも照れくさそうに先生から逃げていたので、いつもそういう感じなんだなと思いました。
先生のことは最初好きと言っていましたが、途中、先生から注意されたりしたときに、先生のことは嫌いと言っていました。
どうしたもんかと悩みました。
見守る、そして出来たときに褒める
先生から挨拶ができていないとの話を聞いたときに、子どもに「先生やお友達にちゃんと挨拶しようね」と言ったり、私が一緒にいるときはお手本をみせていましたが、それでもなかなか出来ませんでした。
あまり言っても本人に伝わらないなと思ったので、そっとしていたら、あるとき先生がお帳面に「今日挨拶をしてくれました。嬉しかったです」とコメントをくれたのを見てすごく嬉しかったのを覚えています。
本人も「今日先生に挨拶したよ」と得意気に教えてくれたので、いっぱい褒めました。
本人の自信にもつながったようで、それから挨拶ができるようになりました。
ホッとしましたよ。
先生から逃げるというのは、年少さんの最後の最後まで続きました。
先生には、本当は先生のことが大好きなんですけどと伝えていました。
本人も本当は先生とタッチしたり、お話もたくさんしたいんだと思います。
年少さんの最後の方に、もう少しで先生が担任の先生じゃなくなっちゃうよと伝え、お手紙を書かせました。
すると、喜んで書いて、「せんせいだいすき。らいねんもせんせいがいい」と書いていました。
ちゃんと先生に渡せたようです。
毎日お帰りの時に先生にタッチをしたりハグをして帰るのですが、うちの子は毎回していなかったようなのですが、最終日だけ、先生に抱きつきに行ったようです。
それがすごく嬉しかったです。
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さいごに…
なんでも、親が強く言ってもダメだなと思いました。
できるように促して、できたときにたくさん褒めてあげると、本人の自信にもなりまた次もできるんだなと思いました。
悩んでいる間はもどかしいですが、見守ることも大事なのかなと思いました。
先生はちゃんと見てくれていますよ。