今年、年中になった4歳の娘をもつ30代の主婦です。
娘は、どちらかというとマイペースでのんびりした性格です。
娘が通っている幼稚園には児童館で知り合ったお友達親子や、私自身の昔からの友達などが、同学年で入園することになっていたので、昨年入園する際は、不安よりもワクワクの方が大きかったのですが、入園してみると予想に反して大変な日々が始まりました。
まさかの登園拒否
入園前からの知り合いが多くいたので、誰かしらとは同じクラスになれるだろうと安心していたのですが、入園式当日クラス分けの紙を見てみると子供はもちろん、親の私が知っている人も誰一人いないクラスになっていました。
もともとの知り合いの子たちは同じクラスに固まっており娘だけが違うクラスでした。
娘は上手く友達を作れるだろうか、楽しく幼稚園に通えるだろうかと不安でしたがまさに、その予感は的中し、早速娘の登園拒否が始まりました。
最初の4月、5月は、娘以外にも毎日幼稚園に行きたがらなかったり、ずっと泣き続けている子も多かったのですが、娘の登園拒否はまだまだ続きました。
多くのお友達が幼稚園に慣れ初め、涙をみせる子がほとんどいなくなったのに、娘の登園拒否はさらにひどくなる一方で、それは夏を過ぎても変わりませんでした。
当然、お友達も出来ず、幼稚園にも馴染めず、子供にとっても親である私自身にとっても辛い日々でした。
何とかして笑顔で登園できるようにするために取り組んだこと
まずは、担任の先生と毎日連絡をとりながら、娘がどうしたら楽しく幼稚園に通えるようになるか相談し、一つひとつのことに取り組んでいきました。
一つは、お友達との関係を作ることから始めました。
なかなか自分からお友達に声をかけられない性格の娘を先生にサポートしてもらい、娘と気の合いそうなお友達と遊ぶきっかけを作ってもらうなど、友達との接点を増やしました。
もう一つは、登園を嫌がる娘のために、これまで極力幼稚園にいる時間を減らすため、保育がスタートするギリギリの時間に登園し、保育が終わった直後にすぐ迎えに行っていたのを変えて、登園時間を早め、迎えに行く時間を遅らせました。
これは、最初のうちは娘にとって辛かったと思いますが、そうすることでお友達と過ごす時間を増やし、友達に娘のことを知ってもらい、少しでも遊ぶ機会を増やせればと考えたからです。
その結果、次第に友達と少しずつ遊べるようになり、次第に、朝、幼稚園に行きたくないと言う日が減っていきました。
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さいごに
年少の一年を振り返って思う事は、子供を守ろうとしてあえて幼稚園で過ごす時間を減らそうとしていたことが、結果として娘が幼稚園やお友達に慣れる機会を奪っていたということです。
幼稚園に行きたくないという娘が少しでも辛くないようにと、あまりにも守りすぎていたようです。
もう少し早い段階で、通常通り早く登園し、帰りも遅めに迎えに行っていたらもっと早く幼稚園になれ登園拒否する日数も減らせていたかもしれないなと今となっては思います。