私は40歳の主婦で、小学5年生の息子がいます。
食べるという行為は毎日人が行うもので、普段あまり気に留めないのですが、息子の食べ方の癖が非常に気になっていました。
その食べ方の癖と現在その癖を続けている息子にどうしつけをしたらいいのか?私がどう思っているかを書きたいと思います。
好きなものを最後まで残す
好きなものを最初に食べる人、最後まで残す人、様々な人がいると思いますが、息子は完全に後者の好きなものを最後まで残すタイプです。
それくらい別にいいじゃないと思うかもしれませんが、少々度を超していて、その好きなものを最後まで本当に一口も食べないのです。
例えば、レストランでステーキ定食を頼んだ場合、ライス、サラダ、スープ、付け合わせのじゃがいもやニンジンを先に食べて、息子が大好物のステーキを丸々残して最後にそれを食べるのです。
しかし、この食べ方は弊害もあります。
息子はそこまで大食いではないので、ステーキを食べる前にお腹がいっぱいになってしまい、ステーキを半分食べたぐらいで「もうお腹いっぱいで食べられない」と言うのです。
こんな事を何回もするので、「好きなものから食べたらいいじゃない?」と言っても頑なに最後まで好きなものを残すのです。
三角食べを勧めてみる
私が小学生の時は、いわゆる「三角食べ」をするように、先生から指導されていました。
ごはんもしくはパン、おかず、汁物この三つを順番に食べる食べ方です。
ですので、私は今でもこの食べ方をしており、息子の食べ方は「え?なんで?」と理解できませんでした。
普通、白ごはんやパンはおかずと一緒に食べるものだと思うのですが、息子は白米のみ、パンのみで食べてしまうのです。
「お母さんが小さい頃は三角食べをするように教わったよ」と言っても「ぼくはそんな事習っていない。好きに食べさせて」と聞く耳をもちません。
私の三角食べを勧めてみる作戦はもろくも崩れ去りました。
我が家でその食べ方をするのは、息子だけなので、だれかの真似をしているのではなく、息子の好みのようです。
食事は感謝して美味しく食べる事が出来たらよい
息子の食事の様子を観察していると、「いただきます」「ごちそうさま」は手を合わせて必ず毎食事ごとに言っています。
これは、小さい頃から教えていたからだと思います。
ママ友に「息子くん、おやつを食べる時も必ず「いただきます」「ごちそうさま」って言ってるよ!礼儀正しいね!」と言われた事があります。
それと、食事の時いつも楽しそうにニコニコしています。「よーし!このご飯とお味噌汁を飲んだら、最後に取ってある唐揚げ食べるぞ!」と毎回食事に楽しみを自分で作っているようです。
その様子を見ていたら、まぁいいか!と思えるようになってきました。
お箸もきれいに持てているし、きちんとマナーも守って食べているし、何より息子が食事を楽しんでいる事が一番かなと思いました。
さいごに
他人なら気にならない癖も自分の子供の事となると小さな事でも気になったりします。
「こんなに頑なに好きなものを最後まで残して、将来彼女に変に思われないかしら」とまで考えたのですが、最近では息子は自分で「俺、好きなものは最後まで取っておくタイプだし」と周りに言っているようです。
食事はマナーを守って、楽しくが一番ですね。