40代の主婦です。子供は上が小学5年生の男の子が一人、下が小学3年生の女の子が一人います。
下の子も中学年になった事、役員の仕事も去年で済ませた事もあり、やっとほっと一息つけるかなといったところです。
小学生の娘が入学した頃、「もしかして友達がいないんじゃないか?」とすごく心配になったこと、そのときに取った私の対策をお話したいと思います。
目次
もしかして友達がいない?
こんな悩みを持つようになったのは、下の娘が小学校に入学してしばらく経った頃でしょうか。
上の子はとても活発で、帰ってくるなり、ランドセルを玄関に放り出し、外に遊びに行ってしまうような男の子でした。
友達を家に呼んだりもしょっちゅうで、10人くらい遊びに来て賑やかに遊ぶという事も日常茶飯事でした。
ですので、誰とも約束せず、家で一人でお絵かきしたり本を読んでいる娘に対して、最初は戸惑いました。
しかし、特に悩んでいる様子もなく、毎日元気に学校に通っていたので、とりあえず見守ろうと思いました。
参観日でびっくりしたこと
ある日、娘の参観日があったので少し早めに学校に向かいました。
娘の学校での様子を見てみたかったのです。
教室は大変賑やかで、それぞれ何人かのグループになり遊んでいる中、娘は一人で本を読んでいました。
見ている私は何だか切ない気持ちになったのを覚えています。
娘は友達がいないんじゃないかと、この頃から真剣に悩むようになりました。
友達がいないかもしれない娘に親である私がした事
①娘と話す
参観日の帰り道、「〇ちゃんは誰か仲良しのお友達っている?」と聞くと、ニコニコしながら「みんな大好きだよ」と答えました。
「休み時間に友達と遊んだりしないの?」と尋ねると、「今は読みたい本があるから、それを読んでいるんだ。だって休み時間って自分の好きなことをしていいんでしょ?」と言ったのです。
私はハッとしました。娘は何も困っておらず、自分の意志もきちんとありました。
親である私だけが気を揉んでいたのかなと反省したのを覚えています。
②先生に相談する
丁度家庭訪問があったので、娘の友達関係について聞いてみました。
すると、特定の友達はいないが、友達に誘われると嬉しそうに遊んでいるという事、自分の意見を持ちしっかり行動できているのでこのまま見守りましょうという事でした。
やはり、学校での様子は先生に聞くのが一番だと思いますし、私も安心できました。
③兄と比べない
見るからに活発で友達が多い兄と娘を比べている自分がいました。
しかし、娘は毎日家に帰ってくるとお絵かきに没頭したり、本を読んだりと自分のしたい事をエンジョイしているようです。
兄妹といえど、違いがあり、それぞれに良いところがあるんだ、この子はこれでいいんだと思えるようになってきました。
④放課後一緒にいろんな事にチャレンジする
放課後、友達と約束をしない娘は、時間に余裕があるので、一緒にお菓子づくり、工作と楽しんでやっています。
元々モノづくりが好きなので、喜んで取り組んでくれて、親子で楽しい時間を過ごしています。
さいごに
親は、子供にはこうあってほしいと知らず知らず求めてしまうものです。
しかし、子供は一人一人違っていてそれぞれに良いところがあるんですね。
これからも、兄妹それぞれの持っている長所を認め、子供達がありのままの自分で育っていけるように見守っていきたいと思います。