小学生にもなると、自分から誘ったり誘われたりして、子供自身で友達と遊ぶ約束をすることがほとんどだと思います。
スムーズに誘える子もいれば、なかなか誘うことが出来ず遊ぶことが出来ないなんて子もいることでしょう。
友達関係であまり口を出したくはないですが、もし自分の子供が誰からも誘われずに放課後は、家で1人で過ごすことが続くと親としては少し心配になってしまいますよね。
そこで、今回は小学生の子が遊びに誘われない理由などをお伝えしていきます。
子どもが遊びに誘われないのは、単にコミュニケーションが苦手なだけかも?
子どもが、遊びに誘われていないというときには、もしかするとコミュニケーションが苦手ということが問題かもしれません。
コミュニケーションが苦手な子って結構いると思います。
性格的におとなしい子とかだと、自分から喋りかけるのが難しいってこともあります。
また、最近では遊び方が変わってきて、テレビゲームやポータブルゲームなどする子が増えてきました。
ゲームが悪い訳ではないですが、ゲームを中心にした遊びだと会話をするという機会が減ってしまいます。
どうしても画面相手にしてしまうので、なかなかコミュニケーションを身につけることが出来ません。
そして、コミュニケーションが不足するのは、環境面でも大きな影響があります。
例えば、近年では、親が共働きであったり、子どもが習い事で忙しいなど家の中で会話をする時間が減ってきてしまっているというのも問題です。
コミュニケーションが苦手だと、友達を誘うときにどう誘えば良いか迷ってしまったり、誘われたとしても、返答がわ来ない、言葉につまるなどの可能性があります。
その結果、毎回誘ってくれたりする子がいても、相手からみたら曖昧さやつまらないととらえられてしまって、誘われなくなってしまうということがあります。
コミュニケーション能力というのは、多くの会話の中から身につける自然の技法です。
特に、多くの時間を過ごす家庭での会話は重要です。
もしも、我が子がコミュニケーションが苦手という場合には、今からでも遅くないので、親子での会話を増やしてみるというのも1つの手かと思います。
小学校でいじめられてる可能性も…
コミュニケーションも苦手ではないし、他にも問題が考えられないというときに、1つ考えられるのが、イジメというケースです。
小学生になって、年齢も上がると、好き嫌いがはっきりしてくるので、友達関係もはっきりしていきます。
また、自分がいじめられたくないという意識から、イジメの加担をしてしまうということもあります。
子どもがいじめられているなんて、親からしたら思いもよらないことですが、いつの時代にも残念ながら存在する物なのでその可能性は大いにあるでしょう。
例えば、急に学校を休みたい、学校で嫌な事をされたと言われたり、今まで友達と遊んでたのに急に遊ばなくなったり、学校の事を話さなくなったらいじめられている可能性があるかもしれません。
一番は子どもから話しを聞くことが重要ですが、こどもが全てを話してくれないこともあるので、担任の先生に普段の様子を聞いたり、仲の良いお母さんからそれとなく聞いてみたりするのが良いでしょう。
もし、本当にいじめられているような場合、一刻も早く子どもを救ってあげることが必要です。
まとめ
子どもが友達から誘われないという状況は、親としては少し心配な面もあります。
ただ、心配しなくても良い事がほとんどですが、中には、イジメなどの要因もあるので慎重に原因を探ってみましょう。