私は30代の主婦です。小学校三年生になる子ども(息子)がいます。
ついつい口うるさく叱ることが多くなってきましたが、叱られると息子は黙り込んでしまいます。
どんなふうに伝えたらいいのかな?自分で考えさせる力をつけたいな!など、毎日悩みながら試行錯誤しています。
そんな私と息子のやり取りから、叱るということについて考えてみました。
叱ると黙り込む子ども
やはり小学校三年生ともなると、叱るべきことが山ほど出てきてしまいます。
私もイヤになる程叱ることが次から次へと出てくるものなので、イライラが増してしまい、ついつい口うるさいガミガミババアになってしまいます。
言わないとやらないし、優しく言ってもやらないしで、結局ある程度強めに叱るように言わないといけません。
その辺もとても叱るべき点で、なんで言われないと出来ないのかとなってしまいます。
私の小言や叱る言葉が始まると、息子は岩のように固まって動かなくなります。
言われたら直ぐに直して動くなり、謝るなりする事があるはずなのに、じーっと固まって私の話を聞いている息子です。
どうしたものでしょうか。
ある意味聞く体制になっている息子への小言はあれもこれもと膨らむ一方の私。
収集がつかなくなってしまいます。
息子は大人の言うことを聞くロボットではない
親の言うことを聞かないと、「なんで大人の言うことを聞かないの!悪い子だね!」なんてなりがちですが、子供も人間です。
自分の意思があります。
大人の都合よく動く子はただの都合のいい子で、良い子ではありません。
私もあまりにも言うことを聞かなかったり間違ったことをしていたら叱りますが、なるべく自分で考えるチャンスを与えないといけないと思って接するようにしています。
小言や叱る言葉が増えると、固まってしまう息子ですが、私はあえて「ちゃんと自分でどうするべきか考えてごらん!」と考える機会を与えます。
すると息子も悩ましそうにしながら考えて答えを探そうとします。
その過程は毎回親子の葛藤と忍耐ですが、これもひとつひとつ、私も親として成長する過程で大事なことだと思うし、息子も心身ともに成長していく上で必要な過程だと思うんです。
子供の芽を育てる叱り方
叱り方って沢山方法があると思います。
叱り方一つで子供の自尊心を傷つけてしまったり、萎縮させることになってしまったりすることもあります。
親になって私も一つ一つが試行錯誤で成長の過程だと痛感します。
子供をひとりの人間として尊重しつつ、しかし息子の誰よりも責任者としてしっかり成長していく過程をサポートしたいです。