幼稚園児にもなると、親のお手伝いをしたいと言って進んでお手伝いしてくれるようになったり、ちょっとお願いすると手伝いをしてくれることが増えると思います。
家族だからお手伝いは当たり前と思いつつ、やはりお手伝いをしてもらっているので、お小遣いという形で報酬をあげた方が良いのかと悩むこともあると思います。
ただ、お手伝いにお小遣いとなると、いくらぐらいが適正で注意しなくてはいけないことなどあるのでしょうか。
そこで今回は、幼稚園児のお手伝いで発生するお小遣いについてお伝えしていきます。
目次
家事などのお手伝いにお小遣いを与える際の注意点とは?
お手伝いをしたあとに、お小遣いをあげると決めたなら、いくつか守っておきたいことがあります。
①お手伝いをさせるのにお小遣いでつらない
子どもが自主的にお手伝いをする時には、さほど問題はないですが、親がお願いしたときの場合の話しです。
どうしても手伝ってほしいために、
「これをしてくれたら○円あげるよ。」
「お小遣いあげるからあれをして」
など子どもをお小遣いでつるような言い方はやめましょう。
こういう言い方をしていると、子ども自身もお願いするときには、物やお金で人を動かせるんだと勘違いしてしまうからです。
②お金は出来るだけ硬貨で渡す
幼稚園児だと正直言ってまだお金の価値が分かっていないことが多いでしょう。
硬貨でも十分にもらえることに喜びを感じますし、硬貨を渡すことで、数字が小さいので計算する力が身につくようになります。
また、貯金箱など買ってあげて、ここにお金を入れて貯めて行く事を教えれば、自然と貯金が出来るようになるでしょう。
③全てのお手伝いにご褒美はあげない
子どもがしてくれたお手伝いに全てお小遣いをあげていたら、正直キリがありません。
おもちゃの片付けや、食べた後の食器運びなどは、自分でするのは当たり前な行為なので、お小遣いは発生させなくても良いでしょう。
お小遣いを与えるのなら、特別なお手伝いに対してあげたり、最初からこのお手伝いにはお小遣いをあげるなど文章にして残しておくほうが、後で子どもとトラブルを起こさないために必要なことでしょう。
④お手伝いをしてくれたらたくさん褒める
お小遣いを渡すことも良いかもしれないですが、何よりお手伝いをしたら褒めてあげることが大切です。
お手伝いをしてくれたことで、親がどれだけ助かっているということを伝えていけば、子どもはお小遣いのためにお手伝いをするのではなく、あくまで家族を助けるためにお手伝いをするという風に捉えることができて、自主的にお手伝いをしてくれるようになるでしょう。
お手伝いをした際のお小遣いの相場って?
幼稚園児に限らず、小学生などでも、お小遣いの相場は低めに設定されています。
相場ですが、大体のお手伝いは、1回につき5円~10円程度で、多くても100円以内で収めるという家庭が多いようです。
というのも、やはり多くのママさんの意見として、お手伝い=お小遣いがもらえる・お金になるという考え方になってほしくないということがあげられます。
やはり、お小遣い関係なしに自然にお手伝いをしてくれて、たまにご褒美でお小遣いをあげるというのが良いですよね。
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ただ、初めてお小遣いを渡そうとしたときに、いくらぐらいあげれば良いだろうか、また、本当に幼稚園児という小さな子どもにあげて良いのだろうか迷うこともあると思います。
では、世の中の幼稚園のママさんたちは子どもにお小遣いをあげることに対してどう思っているのでしょうか。
そこで今回は、幼稚園児にあげるお小遣いの賛否意見についてお伝えしていこうと思います。
子どものお手伝いにお小遣いは必要?相場は!?のまとめ
幼稚園児の子でもお手伝いをしてくれたらご褒美としてお小遣いを渡すというのは良いことだとは思います。
しかし、あげすぎたり与え方によっては、子どもがお小遣いのためにお手伝いをするというような考え方にもなってしまうので、与える際はよく家庭で話し合ってからあげるようにしてくださいね。