子どもが何かするたび、ママが注意なんてことは、よくあることですよね。
小さい子どもがいれば、1日に何回怒っているんだというぐらい怒ってしまっていると思います。
理由があって、きちんと怒る分には問題ないのですが、ダラダラと怒ったり、理不尽に怒る回数が増えると、実は子どもにデメリットがあるのです。
怒られることをする子どもももちろん悪いですが、大人も適切な対応は必要です。
そこで、今回は、怒りすぎるママの心理や怒らないために出来る工夫をご紹介していきます。
目次
子どもに怒りすぎるママの心理
①子どもが話しを聞かず、思い通りにならないことにイライラ
子どもを叱るとき、最初はママも冷静に怒っていると思います。
子どもがすんなり受け入れてくれれば、ママの心も晴れやかになっていきますが、なかなか上手くいかないものですよね。
大抵子どもは、怒っても同じことを繰り返しますし、また、反抗的な態度も取るでしょう。
この悪循環がママをイライラさせてしまう原因で、ママも心も穏やかなものではなく、ヒートアップしていくのです。
②日々のストレスで子どもに当たってしまう
家事に育児にママはやることがいっぱいですよね。
そこに子どもが介入してくることで、弱い立場の子どもに当たってしまうことがよくあります。
ママも人間ですし、完璧な人はいません。どんなにかわいいと思える子どもでも、たまには、イラッとしてしまうものなのです。
③怒ったあとに罪悪感・・でもすぐにまた怒りさらに罪悪感で負のループ
激しく怒ったりしたあとに、なんでこんなに怒ってしまったんだろうと、ママなりに反省します。だけど、また怒ってしまい、その後反省というまさに負のループに陥ってしまい自己嫌悪してしまうママもいます。
子どもを怒りすぎるとどんな影響があるの?
子どもを怒りすぎると子どもにはこんな影響があります。
・子どもが逆に攻撃的になってしまう
・親の顔色をみながら生活するようになる
・親のマネをして、子どもも友だちなどにキツくあたってしまう
など、子どもに与える影響は様々あります。
ただ、急にこのようになるわけではなく、あくまでも度を超えた怒り方や回数などにもよって変わってきますし、その後、親がどのように子どもにフォローして関わっていくかで違ってきます。
子どもに怒りすぎないためには?
ママが出来る対策はいくつでもあります。
①怒るまえに深呼吸
いきなり怒ると、どんどんヒートアップが予想されます。
まず、怒る前に5秒かけて深呼吸をしてみましよう。
この5秒というのが、大事で、5秒間もの間をあけると、脳が瞬時的に冷静さをもちますし、ママ自身も落ち着くことが出来ます。
②様子をみることも必要
繰り返し怒るのは、ママも疲れてしまいます。子どもが余程なことをしていないなら、ママも少し寛容な態度を示すべきです。
同じことを何回も説明することも大事ですが、怒る時は、きちんと子どもの目をみてメリハリをつけて怒るようにしましょう。
③怒っているポイントを子どもに分かりやすく簡潔に
どうして、ママが怒っているのか子どもに伝わらないと意味がありません。
長ったらしくダラダラと喋り続けても、子ども的に何で?と思いますし、同じことを繰り返します。
きちんと理由づけて、怒るというより問いかけるように説明するのを心がけましょう。
まとめ
ママだって本当は怒りたくはないけれど、こればっかりはしょうがないこともありますよね。
ただ、怒ってばかりいると子どもにとっても良い事がある訳ではないですし、ママも良い気分ではないと思います。
怒ることが悪い事ではないですが、程々に気持ちをコントロールして、怒ったあとには、必ず子どもとスキンシップを取ったり、抱きしめたり、フォローすることも忘れないでくださいね。