20代のシングルマザーです。妊娠中に離婚し、現在は実家で1歳の娘を育てております。
経済的にも精神的にも苦しい場面がたくさんあり今も度々訪れます。
それでも乗り越えてなんとか前に進んでいます。
ぶつかってきた壁と乗り越え方をお話したいと思います。
離婚を告げられてからの尽きない悩み
妊娠が判明し、会社へ報告すると退職するようお願いされました。
会社に置いてもらえるようお願いしましたが、そこまで経済的に困窮していたわけではないので引き下がりました。
ところが、わたしの退職が決まって間も無く夫は荷物をまとめて実家に帰ってしまいました。
やがて離婚したいと告げられ、数ヶ月後離婚しました。
このとき既に妊娠8ヶ月でした。
職を失い、夫を失い、子どもから父親をも奪ってしまい、ひどく落ち込みました。
離婚後は実家のお世話になり、申し訳なさで毎日死にたいと思っていました。
・乳児を抱えての再就職
・預金残高数万円の現実
・父親がいないことによる不利益
・早く自立しなくてはならいないプレッシャー
・家族の干渉
悩みや落ち込みも出産すれば考えている暇もなくなると思っていましたが、出産後も将来の不安が付き纏いなかなか前を向けませんでした。
解決には至らなくても気持ちを軽く!
実家の存在は本当にありがたく、特に子育て経験のある母の助けは何よりも嬉しいです。
しかし、眠っている家族を起こさないように子どもの夜泣きやぐずりには過剰なくらい反応してあやしたり、経済的に援助してもらっているのだから子育ては1人で頑張ろうと気を遣っていました。
しかしそんな日々を続けていると子どもにもイライラして疲れてしまうので「みんな通ってきた道だ!」と少し自己中心的に考え方を改め、余裕をもって子どもと接することができました。
再就職は不安でした。
前職はまだ経験も浅く、これといった資格やスキルもなかったため本当に不安でした。
私は少しでも不安を解消するためマザーズハローワークに行きました。
親身になって身の上話を聞いてくださりアドバイスもいただき気持ちが軽くなったのを覚えています。
「正社員に拘らなくても、経験積んでから転職していけばいいんだよ!まだまだ若いんだから!」
と励ましていただき、結果としてわたしは今パートの医療事務として経験を積んでいます。
貯金はまだできていませんが、今後5年間の目標を立てスケジュールに沿って行動していくようにしています。
こうして「何もしていない!できていない!」という焦りを軽減しています。
ただ、子どもの父親に関してはまだずっと悩み続けています。
子どもが成長してから父親についてどのように説明すべきなのか、父の日はどうすべきなのか、正解はないと思いますが間違ったことはしたくありません。
実際に父親を知らずに育った友人の話や、シングルマザーとして奮闘している方のネットでの声を聞きながら日々模索中です。
夫のモラハラや借金が原因で離婚したケース
旦那さんのモラハラや借金が原因で離婚し、シングルマザーとして生きていく決意をした方の体験談です。
こちらは妊娠9か月のときに離婚された方。
こちらは子どもさんが小学生のときに離婚された方の体験談です。
あわせて参考にしてください。
自分と子どもの幸せが1番
子どもが幸せなら無理に父親を作る必要はないし、子どもが幸せなら無理に実家を出て自立する必要もないと思います。
反対に、子どもの母親である自分が辛いようでは意味がありません。
母親としても社会人としてもまだまだ半人前ですが、いつか心にもお金にも余裕が生まれたときは、助けてくれる家族や友人に恩返しをするつもりです。