私は42歳の主婦です。子どもは小学校1年生の息子、2歳の娘がいます。
3年前に離婚してその後、以前から知っていた職場の同僚と再婚をしました。
元夫は私と子育ての方針が違っていて、厳しく育てたいという考えでした。
一方で私は良いところは褒めて育てたいという考えだったため、常に対立していました。私が息子を怒った時、元夫は一緒になって怒るので子供の逃げ道がありません。
私としては前向きな言葉をかけることで逃げ道を作ってほしかったのです。
一方で今の夫は血のつながった父親ではありませんが、子供へ接し方がとても上手です。
私が子供に対してイライラしていても、夫はその場をうまく解決してくれるのです。
娘が心を開いてくれない
今の夫はこのように子育て経験がなかったにも関わらず、子供への接し方が上手で、私と子供たちを家庭でもうまくコントロールしてくれる、子煩悩な父親です。
本当に感謝しています。しかしこれに至るまで、娘がなかなか夫に懐かなかった過去があります。
私は娘を妊娠中に離婚をしたため、娘は生まれた時から父親という存在がありません。
小さいながらも分かるようで、自分には母親が一番身近な存在であったため、夫にはなかなか心を開きませんでした。
夫が抱っこしようとしても絶対に拒否、ご飯を食べさそうとしてくれても拒否、近づこうともしません。
しかし夫はいろんな言葉をかけたり、車に乗り降りするときに娘を抱っこしたりして、すごく努力してくれました。
一方で息子は自分のことを分かってくれる父親の存在が欲しかったため、すごく夫に懐いていました。
一緒にいるときは私に話しかけるより、夫に話しかけることの方が圧倒的に多いのです。
兄のマネをして妹も
こんな状況でも夫は根気よく娘のことをかわいがってくれました。
娘が成長して兄のやることをマネするようになってきました。
そうすると兄が夫(パパ)に心を開いているのを見て、娘もパパ、パパというようになってきたのです。
娘が自分に懐いてくれるまで根気強く頑張ってくれた夫の努力がついに報われたのです。
娘が父親に懐くまで時間はかかりましたが、懐き始めてからはあっという間にパパのことを信頼するようになってきたと思います。
さいごに
離婚をしたときは、子連れで再婚をするのはとても難しいのではないかと思って、一人で子育てをする決心をしていました。
信頼できる夫と出会えて本当に感謝しています。
これこそ運命の人です。頑張れば子連れ結婚し幸せになれるチャンスはあります。