みなさんは、子ども用ハーネスってご存知ですか?
主に乳幼児を対象とした「迷子防止・飛び出し防止」目的の迷子紐のことです。
子供用ハーネスは、子育て中のママさんを中心にその認知度と必要性が高まっていますが、見た目が子どもを紐で繋ぐスタイルということで、「犬の散歩みたい!」「ペット感覚!」と、不快を感じられる方も非常に多いようです。
それでも、なぜこのハーネスは利用されるのか。
今回はこの子ども用ハーネスについて、お話していきたいと思います。
目次
子ども用ハーネスを使わざるをえない理由
見た目に不快感を与えてしまってでも、「使いたい!」「必要!」と思う子育て中のママさんが多いのは、なぜなのでしょう。
そこには、乳幼児特有の問題が挙げられます。
乳幼児は危険性への予知能力が極めて低い時期であり、しっかりと親の目が行き届いていなければ、すぐに大きな事故に繋がる可能性があるのです。
普段から、どんなに「勝手に走りだしちゃダメ!」と言い聞かせたり、手を繋ぐなどの予防策を取っていても、乳幼児の突発的な行動は予測不可能な面があります。
実際、この年代の迷子率は全年代の約半数を占めており、飛び出しによる交通死傷者事故も圧倒的多数を占めます。
つまりは、乳幼児を迷子や飛び出しなどの危険から守るためにはどんなに注意しても足りることはないのです。
また、レジ精算時、ATMの操作時、電車の切符購入時、病院での受付、外出先でのトイレ中、テーマパークやお祭りなどイベントの雑踏の中など、特に、ママさん一人では子どもさんの行動を見守るのが難しい魔の時間が生まれることもあるのです。
この子ども用ハーネスは、幼児を連れて外出する時に、急な飛び出し事故を防止することや、親の手を離れる迷子を防止するために非常に優れた役割を果たすのです。
周囲から見れば、確かに「犬の散歩」のような不快感を持たれてしまうかもしれませんが、何より大事な子どもさんの命を守るためとしっかり認識していれば、親御さんが辛い思いをする必要はないのではないでしょう。
子ども用ハーネスの正しい使い方とは?
とはいえ、ハーネスを正しく使うことで、犬の散歩のように見えなかったり、周囲の方の通行を妨害しないこともできます。
ハーネスは長すぎると危険なことを認識しておこう!
子供用ハーネスの迷子紐が長すぎるorピーンと張った状態で使用すると、子どもにとっても周りの通行人にとっても危険です。
見た目の印象が悪いだけでなく、子供の首や体に巻きつく可能性や通行人の妨げにもなってしまいます。
ハーネスは短くしてさらに手も繋ぐ
ハーネスを利用しても、親と子どもの間隔はできるだけ開けないようにしましょう。
迷子紐を短く持つ+手を繋ぐことで、子どもの安全性はもちろん、周囲からの見た目の印象も断然よくなります。
子ども用ハーネスのおすすめ3選!
それでは実際にハーネスを使用しているママさんのオススメの商品とその使い心地についての声をご紹介しましょう。
dad’cco 子ども用迷子ひも付きリュック
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「この製品はデザインも良く、シートベルト素材なのでとても安心です。」
「作りがしっかりしていて品質が高い割に非常に良心的な価格設定だと思います。」
Hommy 迷子紐付き ベビーリュックサック コウモリ型
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「乳幼児に背負わせるのにちょうどいい大きさのリュックだと思います。」
「入れる物によっては背中にゴツゴツ当たってしまうので、ハンカチで対処しています。」
「2歳の娘が使用中。オムツ2枚と小さめのおもちゃが入ってとてもいい感じです。」
日本パフ わんわんベビー ちょっとまって!
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「商品自体が小さく子供も気にならないようです。」
「リュックタイプなのに、ぺちゃんこでチャイルドシートやベビーカーに乗せられ便利!」
「子どもが猪突猛進で進む時があるので、危ない時にさっと持ち手をつかめるのはかなりいいです!」
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子ども用ハーネス賛否!?使わざるを得ない理由や正しい使い方とは?のまとめ
乳幼児は、基本的に好奇心旺盛で怖いもの知らずです。
何か興味を感じたらじっとしておられず、突発的に走り出してしまい、親御さんは本当に目が離せない大変な時期です。
このような乳幼児の行動を守るためにハーネスを使いたいママさんの気持ちを社会はもっと理解する必要があるでしょう。
子育て中のママさんが、ハーネスを使っいる姿を微笑ましく見守れるような社会になるといいですね。