皆さんは、「かいけつゾロリ」をご存知でしょうか?
「かいけつゾロリ」とは、累計発行部数が3500万部を超える大人気作品の人気児童書です。
1987年に第1作目が発表されて以来の人気シリーズで、すでに63冊の本が発表されており(2018年10月時点)、テレビアニメ化はもちろん映画化もされています。
出版から30年を越えた今、すでに親子2代で楽しまれている超ロングセラー作品となっています。
他の児童書の人気からは群を抜いた、この「かいけつゾロリ」の魅力は一体どこにあるのでしょうか?
そこで今回はこの大人気作品「かいけつゾロリシリーズ」にはまる理由とその中でも非常に人気のシリーズについてお話ししていきたいと思います。
目次
小学生がかいけつゾロリにハマるのはなぜ?
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実際、「かいけつゾロリが大好き!」という小学生達のご意見を集めてみました。
「困っている親子を放っておかないで必死に助けるゾロリ達の姿に胸が熱くなります。」
「好きになっても結局振られてしまったり、好きになられて逃げ回るところも面白い!」
「おならパワーで隕石やロケットを飛ばすなんて、ありえないことが普通にありえてむっちゃ笑けます!」
「女装なのに警官のイヌタクに求婚なんてありえない!むっちゃ笑った!」
「いろいろな対決をするところはいつもハラハラしちゃいます!」
「読むだけじゃない細かい仕掛けがいっぱいあって、この世界観が大好き!」
「発明の天才!ドジなイシシとノシシが普段と違って大活躍する、メカ作りの助手ぶりも最高!」
「原先生(作者)がで出てきて呼びかけてくるのはびっくりするけど、面白い。」
「迷路や間違い探しなどの仕掛けや探さないと気付かない隠し絵があったり。何度でも楽しめるところが最高です!」
「光らせたり温度で絵が現れたりと、お話以外での楽しい要素が満載でいい!」
どうやら、作品の中に作者の「子供を心から楽しませたい!」という仕掛けがたくさん散りばめてあるようですね。
また、低学年から高学年までそれぞれが大好きなネタをうまく盛り込んでいるため、ファン層も広いというところでしょうか。
やはり人気になるにはそれなりの理由がありました。
かいけつゾロリの中でも特に人気のシリーズは?
これほどまでに大人気の「かいけつゾロリ」ですが、特に人気のシリーズは一体何なのでしょう?
アンケートの結果、以下のようになりました。
第3位『かいけつゾロリのじごくりょこう』(32巻)
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天国と地獄の続編で、いろんな地獄をどう切り抜けるかハラハラドキドキが続きます。
ゾロリが怖い地獄からダジャレ地獄までさまざまな7つの地獄をクリアしようと奮闘します。
エンディングは、閻魔大王のミスにびっくりのオチとなっています。
第2位『かいけつゾロリのてんごくとじごく』(31巻)
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閻魔大王の死者リストに名前が載っていたゾロリは、イシシとノシシとともに死んでしまいます。
ゾロリ絶体絶命の大ピンチですが、天国ではゾロリのママと会うシーンは感動ものです。
第1位『 かいけつゾロリのドラゴンたいじ』(1巻)
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ゾロリシリーズの第一巻。主人公のキツネ、「ゾロリ」はいざという時に「かいけつゾロリ」に変身します。
まずは、弟子の双子の兄弟弟子のイシシとノシシに出逢います。ゾロリ達の長い長い旅が始まります!
小学生のママ必見!かいけつゾロリにはまる理由と人気のシリーズのまとめ
「かいけつゾロリ」をご存知でなかった方も、子供から大人に受け継いでいける作品になっていますので、興味のある方は、一度このシリーズに手をのばされてみてはいかがでしょうか?
案外、「かいけつゾロリ」の世界観に飲み込まれて夢中になってしまうかもしれませんよ。