共働きであると、子どもが病気の時の預け先って困りますよね。
この場合、多くの場合、一番頼みやすい(義)両親に預けて仕事に行くという選択をしているそうですが、親が仕事を休まずに、子どもを預けるなんてありない・・・。
このようによく思っていない人もいるようです。
預け先が非常識と言われてしまってはママも困ってしまいますよね。
そこで今回は、病気の子どもの預け先についてお伝えしていこうと思います。
目次
病気の子どもを(義)両親に預けるのはあり?
病気の子どもを(義)両親に預けることに関してですが、正直なところ関係性などにもよるかと思います。
仲が良く、普段から何でも言い合えて、かつ子どもを頻繁に預けているような場合なら預けることは可能でしょう。
しかし、(義)両親側が預かると好意的に言ってくれても、感染性の病気であることや、子どもが病気で苦しんでいるということを考えれば、母親もしくは、父親が看病するというのが一番良いのではないかと思います。
仕事が大事なのも分かります。
休む事で仕事に穴を開けてしまうかもしれないですし、簡単に休めないような環境かもしれません。
でも、もしも子どもが病気のときに仕事に行ったとしても、子どものことが気になって正直仕事どころではなくなってしまうかもしれません。
ですので、出来るだけ親が休めるように努力することは大切だと思います。
(義)両親に預ける場合の注意点
親が休まないといけないということは分かっているけれど・・・・
それが出来ないから義両親に預けるしかないという場合ももちろんあると思います。
(義)両親が預かってくれる場合には、以下のようなことを注意しておきましょう。
①病気のことをきちんと話しておく
インフルエンザのような感染性の病気であれば、看病する側にも移るリスクがあります。
仮に何も対策をしないで、看病して移ってしまった場合、大人でも重症化するリスクがあります。
(義)両親の年齢にもよりますが、インフルエンザなどの感染性のものは、高齢者であると重症化しやすく、完治するまで時間がかかります。
二次感染を防ぐためにも、どんな病気にかかっていて、対策(例えばマスク、手洗い、隔離の必要性など)はこうするなど事細かく伝えておくと安心でしょう。
②何かあったらすぐに連絡してもらう
いくら(義)両親に見てもらっているからと言って、安心とは言えません。
病気ですので、急な急変もあるかもしれません。
病院などに行く場合、病気になってからの経緯なども詳しく聞かれるため、ママにしか分からないようなこともあります。
ですので、何かあったらすぐに連絡してもらえるように、ママ自身も常に連絡がとれるようにしておきましょう。
③出来るだけママも早く仕事を終えて迎えに行く
大人でもそうですが、病気の時ってなんだか心細くなってしまいますよね?
それは、子どもでも一緒です。
どんなに、おじいちゃん・おばあちゃんが大好きっていう子でも、やはり、ママやパパが一番安心できる存在です。
病気で辛いときだからこそ、子どもに寄り添えるように、ママも仕事を出来るだけ早めに切り上げられるようにしましょう。
病気の子どもを預かってくれる場所
病気の子どもでも預かってくれるのが、病児保育室というものです。
病児保育室とは、簡単にいうと、病気の子だけが通える保育園です。
病児保育室には、医療機関が併設されているところ、保育園が主体なところ、民間企業が主体になっているところなど様々です。
医療機関が併設されているところだと、医師の診察を受けられたり、看護師などの医療従事者がメインで子どもを見ていてくれます。
保育園主体や、民間企業なども、医師の診察はありませんが、病児保育専門士という資格をもった看護師や保育士などがしっかりと子どもを見ていてくれます。
病気の子どもを預かってくれる病児保育室は、とてもありがたい施設だと思います。
各都道府県にあることはあるのですが、数もまだまだ少なく、定員も少ないというのが現状です。
病児保育室を利用したいと思っても、近くにないケースもありますし、事前に登録をしないと利用することが出来ません。
利用したいと考えている場合は、早めに準備をしておきましょう。
全国病児保育協議会
http://www.byoujihoiku.net/list/index.html
まとめ
共働きの家庭であると、子どもが病気の時に預け先に迷うことがあると思います。
親が休めるのが一番ですが、なかなかそう出来ない事もあると思います。
親以外に預けるなんて非常識だという考えを持つ人もいますが、病児保育などもあるくらいなので、上手くサービスを利用したりしてみてくださいね。