自分が望んで授かった二人の我が子。
しかし、我が子達は一人の意思をもつ人間であり、なかなか母である私の考え通りには動いてくれない。
それも、急いでいる時に限って、わかっていてやっているのではないかと思うタイミングで色々やらかしてくれるのです。
現在5歳と3歳になりましたが、まだまだ手がかかり二人がそろうととても大変です。
そんな二人育児で大変なお母さんは多いのではないでしょうか。
また、これから二人育児になることで不安を抱いているお母さんもおられるでしょう。
これまでのエピソードとともに、どう乗り越えてきたかをご紹介しますね。
どうやってする授乳
まず初めに二人育児の壁にぶつかったのは、まだ下の子が生まれたばかりの授乳期でした。
上の子のやきもちによって授乳がうまくいかないのです。
まだ首もすわっていない赤ちゃんを引っ張って引きずり落とそうとするのです。
当時、私はキーキー怒ってばかりいましたが当然ですよね。
我が子はまだ2歳になったばかりでした。
そして、下の子も自己主張するようになってきて、泣き声も大きくなり、上の子に邪魔されたら飲まなくなったり、うるさかったら気が散ったりと、どんどん授乳時間が嫌になりました。そんな時は、どちらもというわけにはいきません。
ここは割り切って時間差で二人の相手をするのです。先に上の子です。
泣き叫ぶ下の子はごめんねと待っててもらいます。
上の子をぎゅっと抱きしめて、いっぱい抱きしめて、これから下の子におっぱいをあげることを説明します。
すぐにいいよと言ってくれることもありますが、時間がかかることもあります。
下の子が泣いていて可哀想と思うかもしれませんが、両方をと思ってはお母さんが大変です。
そして、上の子の了解がとれて初めて授乳を開始するのです。
そうすると、うまくいくことが多くなりました。
上の子の気持ちを先に満たしてあげることが、この時は重要でした。
二人揃っての病院
とても億劫になってしまうのが、病院です。
待たなくてはいけない、静かにしていなければいけない、これは子供にとっては難しいことなのです。
まだ下の子が赤ちゃんの時は、抱っこひもをすればなんとか乗り切れることもありました。うまくいけば寝ることもあります。
これには、お腹を満たしておくことと、オムツを替えておくことは必須です。
しかし、下の子もしっかり意思表示をし、歩きだした頃がとても大変です。
下手すると走ったり兄弟ケンカが始まったりします。
兄弟ケンカに敗れた下の子が、地べたに寝転がって動かなくなったこともありました。
よくキッズルームにおもちゃや絵本が置いてありますが、そういったものがあっても取り合いが始まりますからね。
ケンカの原因なんで山ほどあります。そういった時は、私は静かに二人の言い分を聞きます。
もちろん悪いことをした時は言いますが、物の取り合い等をしている時は、どちらが悪いとかどちらかがこうしなさいと言わないようにしています。
悪いと言われたり、我慢しないといけないと言われた方は、泣いたり怒ったりふてくされたりで大きな声を出されることもあります。
そして、言い分を聞いた後は他の話に変えてケンカを忘れるようにもっていきます。病院では、なるべく騒がないことを重要視しています。
走ったり疲れてきた時は気分転換で外にいったん出ちゃいます。
外に出て、色々見ていると気分がはれることもあります。
トイレトレーニング苦労体験談
最も大変だったのは、トイレトレーニングだったのではないでしょうか。
2歳差の我が家は、下の子がハイハイしたりヨタヨタ歩いている頃に上の子のトイレトレーニングをしていました。
下の子がウロウロしている時に、上の子のおもらしの片づけをしなければならなくて、とても大変でした。
掃除の間は、下の子はベビーベッドに閉じ込めて泣き叫ばれる毎日です。
トイレトレーニングは、布パンツにすると濡れた感じがわかってオムツがとれるのが早いと言うので、早生まれで幼稚園を控えていた私は無理をしていたのだと思います。
結局、上の子が幼稚園に行きだすと、また赤ちゃん返りが始まり、なかなか失敗のない日は来ませんでした。
こちらがイライラしたり疲れを見せたりすると、トイレトレーニングは特に進みません。
一人っ子ならまだ自分たちのペースで出来ますが、下の子がいるのであれば、無理をする必要はありません。出来る時にしたらいいのです。
いつまでもオムツでいるわけではありません。いつかは終わります。
本人が恥ずかしい、失敗したくないと思えば、簡単にできるようになります。
トイレトレーニングは気楽にするのが一番です。
これは、数年前の自分に言ってあげたいくらいです。無理をしないことが一番です。
しなくても困らない事は後回しで大丈夫
こんなに大変な二人育児です。育児もままならないのが現実です。
そのうえ、家事まで完璧にこなせる人はいません。
食事等毎日必要なことはありますが、今すぐしないと困らないような家事は、お父さんがいる時等に少しずつ振り分けてこなしましょう。
すべてしないとと、思わないようにしましょう。
家事をお父さんと分担できたら、とても助かりますよね。
お仕事に行く前のゴミ出しや、入った後のお風呂掃除等、ついでに出来ることから頼んでみてはどうでしょうか。
無理せずに笑顔を大切に
二人育児は必死になることが多いですが、何人育児であっても笑顔は大切です。
お母さんが笑顔だと、子供たちは嬉しいのです。
それだけきっと、子供のぐずりもイヤイヤも少なくなります。無理せず、親子で楽しい毎日を過ごせるといいですね。