赤ちゃんの人見知りは当たり前で、人見知りするのは正常に育っている証拠で、赤ちゃんとママの信頼がしっかりできているからこそ起る現象だと小児科医や教育の専門家はいいます。
しかし、人見知りが激しい赤ちゃんをどうしても預けなければならないときも出てきますよね。
近所に住んでいて、いつも接している両親に預けてもギャン泣きする赤ちゃんに困っている新米ママもいます。
人見知りがひどい赤ちゃんは賢いと言われていますが、それは本当なのか他、赤ちゃんに両親に預けるときはどうしたらいいのかなどをご紹介します。
人見知りがひどい赤ちゃんは賢いって本当?
40年ほど前に聞いた保健婦さんの話ですが、赤ちゃんや小さい子が人見知りをするのが当たり前で、全く人見知りをしないのは、ある意味異常な現象と言っていました。
そのため、新米ママを悩ませる赤ちゃんの人見知りは、赤ちゃんが順調に育っている証拠であり、ママが愛情をたっぷりと与えていればこその現象と言われています。
なぜ赤ちゃんは人見知りをするのか、その原因は今までは他人とママを区別できるようになったからと考えられていましたが、今の医学では赤ちゃんは始めからママを認識していることがわかりました。
赤ちゃんの人見知りが始まるのは早い子でおよそ生後6ヶ月頃からはじまりますが、赤ちゃんの人見知りは単に怖がっているだけではなく、知らない人が来たけれど「近づいてみたいけど怖い」という心の葛藤から起こっている、赤ちゃんが成長した証なのです。
その成長が「人見知りがひどい赤ちゃんは賢い」とも言われるようになりました。
ただ、人見知りはその子の個性や環境によるものなので、人見知りをしないからと言って悩む必要はありません。
例えば家がお店などをやっていて知らない人と触れ合う機会が多いとか、家族が多かったり、お客さんが多い家の赤ちゃんはあまり人見知りをしませんよね。
そして、その子の個性もあると先にも書きましたが、元気が良くて人が怖いという気持ちがなければ人見知りはしませんよね。
ただ、ママが心配したり動揺すると赤ちゃんも不安になります。
赤ちゃんの人見知りはあくまでも心の成長の段階で通る道なので、気にせずに、ゆったりと愛情たっぷりに接してあげましょう。
人見知りがひどい赤ちゃんを両親に預けるときどうしたらいい?
問題はない赤ちゃんの人見知りですが、赤ちゃんを預ける必要があったときに困りますよね。
ママが自分の両親に預けるならまだ気が楽ですが、それでも預けて抱っこした途端にギャン泣きされたら両親も困ってしまいます。
言葉が通じない赤ちゃんなのでどうしたらいいのかわからなくなってしまいますが、ママの心はみんな通じています。
そのため、ママが初めからギャン泣きされたらどうしようとか、例え両親でも申し訳ないと心配したり不安にならないで、両親に甘えちゃいましょう。
ママが信頼している人なら赤ちゃんも不安がりません。
できれば預ける前に両親とかかわる時間を増やしておくといいですね。
赤ちゃんの人見知りがひどいとママも焦りますが、ママが焦ると逆効果なので、両親に申し訳ないと、例え赤ちゃんが泣いても気にし過ぎるのは止めた方がいいようです。
ママを困らせる赤ちゃんの人見知りですが、6~7ヶ月ごろから始まって、早ければ2~3歳で人見知りをしなくなり、遅くても6~7歳ごろにはほとんど人見知りをしなくなります。
ちなみに、6、7歳の子の人見知りは赤ちゃんの人見知りとは違いますから、もし、そうなったらその時に対策を考えても遅くはありません。
まとめ
「赤ちゃんは泣くのが仕事」と言われますが、そのとおり泣くのが仕事なのですから、赤ちゃんに振り回されることなくゆったり接しましょう。
ママのおおらかさが伸び伸びした良い子に育てますから、子育てを楽しみながら頑張ってくださいね!