あんなに、昔はいっぱい喋ってくれたのに今じゃ無視が当たり前・・・・
今は少し喋ってくれているけど、今後無視されるのかな・・・
こんな状況を迎えている思春期の息子をもつお母さん方はたくさんいます。
男の子は女の子と違って、思春期になると、親と喋らないなんて当たり前のような光景になってしまいますが、やはり親としては少し寂しいものですよね。
そこで、今回は、中学生の思春期男子についてお伝えしていきます。
目次
中学生の息子が喋ってくれない理由って?
喋らなくなるのは、本当にある日、突然ってことが多いようです。
では、中学生男子の思春期の実態を少しずつ解明していきましょう。
理由1 親の存在がなんとなく嫌
本当に嫌になった訳では、ないのですが、親が質問攻めをしてきたり、あれをしなさい、早くしなさいなどの言葉がけが続くようになると、段々とウザいと感じるようになってきます。
親から見たらまだ子どもですが、子どもは子どもなりに成長していて、あまり干渉されすぎると嫌になってしまい、話しをしなくなるようです。
理由2 自然現象
こればっかりは、本当に自然なこととしか言えません。
そもそも、男性と女性では脳の構造が違ってきます。
女性は、おしゃべりしたり共感したりすることが好きなことで分かるように、言語的な能力がずば抜けていますが、男性は、そうではありませんよね。
知的能力や身体能力などの方が男性にとっては優位なので、もともと言語コミュニケーションというものが苦手なのです。
ですので、思春期あたりに喋らなくなったとしても、何も不思議なことではないのです。
理由3 友達もそうだから
周りが親と話さなくなっていたり、親と仲良く喋っている姿を見られてしまったりした時に恥ずかしいという心境になって、そのまま話さなくなるというケースもあります。
思春期の男子中学生がしゃべってくれない時の対処法
次に対処法をお伝えしていきます。
①無理に話かけたりしない
話しかけても無視されると、どうしても喋ってもらおうと親は必死になると思います。
しかし、しつこく話しかけたりすることは逆効果です。
話してもらえなくなるだけでなく、反抗的な態度を取られることも考えられます。
この時期は、話しかけてもらえなくても、しょうがないと割り切った考えも、親として出来る大切な対処法です。
②親の雰囲気は大切に!
喋らない息子にイライラしていたり、不安がったりしているような態度を出していると、負のオーラが漂って、子どもも喋りにくい雰囲気になってしまいます。
無理に取り繕う必要はないですが、おおらかな気持ちをもって、ニコニコしていられるように、そして、子どもが喋りかけやすいような雰囲気を持つということも大切なことです。
③質問したいことは簡潔に
長く話そうとしても、話すことをしてくれないことがほとんどです。
でも、どうしても聞きたいことなどもあると思います。
そういった場合は、はい。いいえ。で答えられるような質問にしましょう。
まとめ
思春期男子との関わり方は、非常に難しい問題ですが、一時的な問題で終わってしまえば、子どもも親もなんであんなに悩んでいたんだろうと思うことばかりだと思います。
誰もが通る道だからこそ、親はドシッと構えるくらいの気持ちでいる方が楽なのかもしれません。